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社長さーん。 HAIREIがまたなんかやらかしたみたいですよ
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★落チタ林檎ガ窓ヲ割ル
 それは街角で聴いた歌の名前 


とある珈琲専門店…

テクノサウンドを外し、
薫りと共に漂う音楽で鼓膜を浸し…
ゆるい時間を愉しんでいる今だが、

あの日が来るまでは、

常連客の声も、店内の光景も…
口に含んだモノさえも
2バイト文字とBPM多めの音と共に
処理してしまっていた。

そう、あの日までは。

その日の音楽プレイヤーは電池切れ、
携帯電話とノートPCも残量僅かという…
悪夢の三連コンボ。

ある意味、ベタな状況下で
参ったなと言わんばかりの表情のまま
ぼんやりと店内を泳いでいた視線は…

カウンター席の一点で止まった。
そこにいたのはひとり、
珈琲を愉しむ長い黒髪のひと。

見た感じ、すこし年上な感じ。
聞く感じ、かなりの常連さん。

視線そのまま、珈琲を待っていた俺を‥
夜更けに聴いた歌のように

落ち着いた声色で、一ツ一ツの言葉で、
鼓膜を貫き、胸の奥を撃っていった…

そう、あの日からか‥

寄り道コースに、
この店が加わったのは。

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はじめてお話させていただいたころ
メッセにログインしていたのは、いつもの珈琲専門店からでしたね。
もうそろそろ・・・1年になるのですね。
でも、わたくしの中ではまだ一年なの?っていう感じです。
もっと、ずっと、ご一緒に居る様な気がしてるのはわたくしだけかもしれませんね。
これからも、よろしくお願い申し上げます♪
祥子 URL 2006/12/01(Fri)23:43:59 編集
いいなあ・・・
そういえば・・・。
昔夜中に近くのお店に珈琲を飲みに行くのが好きでした。
カウンターに座って好きなカップで飲む珈琲・・・・余り人に居ない静かな時間を楽しみました。
えっ 髪の毛 長くないの・・・www。
桜草 2006/11/30(Thu)22:34:59 編集
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